第8話 挑戦
最終試験は、受験生 対 現東京シティ・エスペリオンユース生の試合だと発表される。1試合20分×前後半の40分。
第9話 最終試験開始
メンバーのほとんどが高校1年生(1つ上)で構成されているユース生に対し、身構える受験生だったが、相手の手抜きを疑う程に受験生が支配する時間が続く。
第10話 本領
ユース生同士の不可解な合図とともに状況が一変。瞬く間に2点を取られ前半が終了。
第11話 阿久津
ユース生チームで去年唯一のセレクション合格者阿久津渚(あくつなぎさ)に、葦人の「楽しくやりたい」というサッカーに対する姿勢を激しく非難される。
第12話 劣勢
後半も依然として圧倒され続ける受験生だったが、葦人を中心に声を掛け合い耐え凌ぐ。
阿久津と交錯した際に、人知れず故意のファウルを受け立ち上がれず蹲る葦人。
第13話 受験生に告ぐ
自らも負傷し、苦しい試合状況であっても諦めず立ち向かう葦人を見た福田は、ユース生には”自分が一度も経験したことのないポジションでプレーする”というハンデを課していたことをピッチ上に告げる。
未経験のポジションでプレーしていたはずのユース生に圧倒され、受験生達は途方もない実力差を感じ取ってしまう。
第14話 冷たい目
戦意を失い受験生チームの足が止まり始める。立て続けに失点しスコアは0-4。チーム全体の無気力さに飲まれるように葦人の心も折れかける。そんな葦人の心を再び奮い立たせたのは、浮かんできた家族の顔だった。
第15話 がんばってる
「俺は俺らしくやろう」。余計なことは忘れ、はつらつとプレーし始める葦人。それを見た橘も諦められない思いを強くする。奮闘する2人に加わるように、大友も純粋なサッカーへの愛で挫折を跳ねのける。
第16話 CROW
残り時間1分。最後に1点だけでも返してやろうと意気込む葦人。ドリブル中の彼の脳裏に、俯瞰で見たかのようなピッチの様子が浮かび上がる。突如、左サイドへ急旋回した葦人だが、相手にタッチライン際に追い込まれてしまう。
第17話 CLOCK STRIKES
追い込まれたかに見えた葦人だったが、そこから逆サイドの橘へとロングパスを通す。葦人のプレーは自身に相手DFを引き付け、橘にスペースを作ることを意図したものだった。橘からのパスを受けた大友のシュートは阿久津にブロックされるが、跳ね返ったボールを葦人が押し込む。3人の連携で待望の得点が生まれる。
第18話 総括
青井葦人、大友栄作、橘総一朗の3名が最終試験へ進出。試験内容は福田を含むユース関係者5名による面接。